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ハンドメイド雑貨の価格戦略|材料費・手数料・梱包費まで考えた値付けのコツ

ハンドメイド雑貨の製造・販売をする会社を起業したい。

このように思っている人を対象に、どのような視点で起業プランを作ると良いのか、その一つの重要なポイントとして価格戦略について解説します。

すでに起業して、同業の会社の方がアドバイスを受けたいというのも大歓迎です。

それでは、今回の解説もしっかりとお読みください。

「好きなことを仕事にしたい」とハンドメイド雑貨の販売を始めたものの、気づけば利益がほとんど残らない。 そんな悩みを抱える起業準備中の方は少なくありません。結論からお伝えすると、価格設定で失敗する最大の原因は「材料費だけ」で値段を決めてしまうことにあります。本記事では、材料費+作業時間・販売手数料・梱包費まで含めたトータルの価格戦略を、専門用語を使わずに解説します。

なぜ「材料費だけ」の値付けは危険なのか

結論として、材料費しか見ていない価格は、必ず赤字につながります。なぜなら、商品作りには材料以外にも「あなたの時間」や「販売にかかる手数料」「梱包・発送の費用」がかかっているからです。これらを足し算しないまま価格を決めると、売れば売るほど疲弊するという状態に陥ります。

価格戦略の基本公式

価格設定は、次の4つの要素を順番に積み上げて考えるのが基本です。

  • 材料費:商品1個あたりに使った材料の実費
  • 作業時間の対価:自分の時給を決め、制作時間をかけて算出
  • 販売手数料:ECモールやハンドメイドサイトの取引手数料(目安3~10%程度)
  • 梱包・発送費:梱包資材費と送料(自己負担分)

この4つを合計した金額が「最低ライン」です。そこに利益(原価の20~30%が目安)を上乗せして、ようやく販売価格が決まります。

作業時間を「ただ働き」にしないための考え方

結論として、自分の時給を必ず数値化してください。趣味の延長で始めた方ほど、自分の時間をタダだと考えがちです。たとえば時給1,000円と設定し、1個30分かかるなら500円を時間コストとして上乗せします。これを怠ると、利益が出ているように見えても実質的に最低賃金以下で働いていることになります。

販売手数料と梱包費を見落とさないコツ

結論として、販売前に「手取り額」を逆算することが重要です。多くのプラットフォームでは売上の数%が手数料として差し引かれます。さらに梱包材(箱・緩衝材・テープ)や送料も実費としてかかります。これらを価格に含めずに販売すると、入金額を見て初めて「思ったより少ない」と気づくケースが非常に多いです。

価格戦略を実践する3つの手順

  1. 原価リストを作る:材料費・時給換算した作業費・手数料率・梱包費を商品ごとに一覧化する
  2. 最低販売価格を計算する:原価の合計に希望利益率を上乗せする
  3. 競合価格と比較し調整する:類似商品の市場価格を確認し、価値が伝わる範囲で微調整する

まとめ

ハンドメイド雑貨の価格戦略は、材料費+作業時間・販売手数料・梱包費のすべてを積み上げて初めて適正価格が見えてきます。最初は手間に感じても、この計算を商品ごとに行う習慣をつけることが、長く続けられる事業づくりの土台になります。

よくある質問

Q. 値上げするとお客様が離れませんか?
A. 適正価格への変更を丁寧に説明すれば、多くの場合理解が得られます。安すぎる価格を続ける方が、長期的には事業継続のリスクになります。

Q. 利益率はどのくらいを目安にすればいいですか?
A. ハンドメイド雑貨では原価に対して20~30%程度の利益を上乗せするのが一般的な目安です。

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